サービス紹介
シニアコーチングの実際の資料
モニタリングレポート
基本情報(事前にヒアリングする情報)
緊急時のモニタリング記録
シニアコーチングのサービス実施項目
シニアコーチングの流れ
ご利用様、ご家族様のお気持ちをお聞かせください。
まずはご利用者様、ご家族様の希望する未来像をお聞かせください。
「こんなことを言うのは恥ずかしい」とか「あまり迷惑をかけたくない」とお考えになる必要は一切ありません。シニアコーチングは、ご利用者様、ご家族様の本当の気持ちを知りたいと考えています。
これから先、どんなことができたら幸せだと思いますか?
現在の生活をよくするために、どんなことが必要ですか?
最近楽しかったことは何ですか?
お身体について、ご不安なところはどこですか?
今までどのようなお仕事やご経歴でご活躍されてきましたか?
今欲しいものや、支えてほしいことはどんなモノコトですか?
このほか、聞かせていただいたお話をもとに、ご利用様が無理なく前向きに取り組める短期・長期計画をご提案していきます。
ヒアリングの会話例 「最近、どんなことで楽しい、嬉しいと思いましたか?」 「しばらく会えていなかった友人からお便りが来たんです。『また元気で会いたいね』『お互いに健康には気を付けようね』と書いてくれていて、嬉しかったです」 「お互い励まし合える関係、素敵ですね。お会いできること、実現出来たらいいですね」 「そうなんです、私も会いたいと思っているので、そうお返事を書きたいんですけど自信がなくて…」 「では、ご友人に会いに行ける体力づくり計画を一緒に考えませんか? やりたいことがあるんですから、がんばれるはずですよ」
「幸せ」を実現するための計画と体制を作ります。
ご利用者様とご家族様が、「こうなりたい」「こうありたい」とお聞かせいただいた未来像に向けて、専門知識豊富なシニアコーチングのスタッフが、サポートおよびコーチングを実施していくための計画を作ります。
この計画は、主に4つに分類し、各方面からご利用者様の「幸せ」を実現するため、サポートしていきます。
幸福感を向上させるための目標づくり
ご病気を改善するための対策づくり
健康寿命を引き上げるための生活づくり
命のリスクを軽減するための体制づくり
また、不測の事態が起きても慌てることがないよう、ご家族様をはじめ、外部機関や主治医とも連携して、安心してコーチングを受けていただく仕組みを整えていきます。
健康寿命向上のためのヒアリング例 「お仕事やご結婚など、どんな人生を歩んでこられたか教えていただけますか?」 「とにかく定年までは仕事漬けの毎日でした。仕事が好きだったこともありますが、特に趣味らしい趣味もなかったですから」 「定年後はいかがですか?」 「定年後は妻とゆっくり時間をとりながら、ちょっとした商売をやっていました。定年後のほうが家族との時間と会話も増えて、実はこういう生活がしたかったんだとあらためて気づきました」 「素敵な時間の過ごし方ですね。これから家族とのお時間をどう過ごしたいですか?」 「いまは孫とも離れて過ごしていますが、1年に1回、お正月には顔を合わせて、家族全員で初詣に行く。これは毎年欠かさないようにしたいですね」 「素晴らしい目標ですね。ではお正月に気兼ねなく動けるような計画を一緒に立てましょう」
ヒアリングをもとに計画を立て、環境を整えたら、いよいよコーチングの実践です。シニアコーチングのスタッフがご利用者様としっかり連絡を取り合いながら、日々の運動、お食事の様子を伺っていきます。
特に栄養摂取面においては、単に「〇〇を食べてくださいね」とお伝えするだけでなく、ご病気に対して何が原因でどんな栄養素が必要だから「〇〇を食べていきましょう」と、栄養学・医学理論に基づいたアドバイスをおこなうのがシニアコーチングの特長です。
毎日の成果の積み重ねで、ご利用者様ご自身が変化を実感できるようになってくると、どんどん前向きに進んでいけるようになります。シニアコーチングのスタッフも、毎日皆様とともに笑い、変化を喜び、寄り添い合いたいと願っています。
ご病気と摂取栄養のアドバイス例 「私、主治医から高血圧だと言われてきましてね」 「なるほど、高血圧だと血流が停滞しがちで、身体の隅々まで酸素や栄養が運ばれなくなります。老廃物もうまく排出されなくなるので、まずは食生活を見直しましょう」 「高血圧にはどんな食べ物がいいんですか?」 「カリウム、カルシウム、食物繊維を意識して摂りませんか。タンパク質もバランスよく摂取したいですね。納豆や牛乳はお嫌いではないですか?」 「どちらも好きですが、そういえば最近あまり食べてないな…」 「納豆や牛乳を摂取すると、高血圧、ひいては脳卒中の危険も遠ざけやすくなりますよ」
日々の中で感じた「楽しかったこと」「幸福感を感じられたこと」をうかがいながら、目標に向けてどれだけ変化できているかを一緒に確認していきます。もちろん無理に目標に近づこうとするのではなく、個々のペース、計画に沿ってやっていけば問題ありません。
同時に、バイタルを含めお身体やご病気の様子も、医療スタッフがしっかりと確認し、ご不安なことがあればすぐに対応していきます。
モニタリングには週1度のもの、毎回のものが分かれており、ご家族様とすぐに連携する項目も定められています。主なモニタリング内容は下の一覧表をご参照ください。
モニタリングシートの例